よもやまばなし1
子供の頃家の近所に 木造戸建て住宅の建設ラッシュ地帯があった
昔のドラえもんによく出ていた 空き地の土管が実際にあって その中に入って遊んだり 石や砂の山で遊んだり子供にとってはワクワクするところだった
鉋屑が散らばっていたり 墨付けの墨壺が置かれていたりクギや木片藁やタイルが落ちていた
何をするわけでもなかったけれど楽しかった 友だちがいたからかな
兄は大工の勉強をして1級建築士になったので 兄は影響を受けたのかなぁ。。。
私は家の裏が田んぼだったのを気に入っていた
建設地帯の向こう側にも田んぼが広がってるのが好きだった
春はカブトエビ捕まえて おたまじゃくし捕まえて 夏はカエルの合唱を聴いて 秋の刈入れのあとはワラで思いっきり遊んだ 冬は刈りとったあとのイネの根本を踏んだり 凧揚げする場所だったなぁ
昔の農家の人はおおらかだったか
たまたま見つからずに遊べたのか
子供のころは大人が目に入らなかったのかもしれない